十角館の殺人を読んで

 今回は十角館の殺人を読んだので簡単なあらすじ紹介と感想を記事にしようと思います。

この本は綾辻行人さんの館シリーズの最初の作品です。1行で全てがひっくり返されるどんでん返しを楽しめる作品でした。

 

 

 ネタバレをしない程度に簡単にあらすじと感想を述べようと思います。

 

 この本はミステリ研のあだ名で呼び合う7人(ポウ、カー、エラリイ、ヴァン、アガサ、オルツィ、ルルウなど推理作家にちなんだあだ名でした)が十角館という館がある角島を訪れ、そこで次々と殺人事件が起こり、この7人の中に犯人がいるのかそれとも外部の犯行かと推理が始まります。十角館という名の通り十角形の館で飲み物のカップも十角形になっていてこれも事件に関係してきます。

角島には青屋敷という屋敷があり、そこでは半年ほど前に十角館を建てた中村青司を含む4人が焼死している。この事件には亡くなった中村青司の妻の左手がなくなっていたり、1人の遺体が見つかっていなかったりと謎が多い。

この事件を本土で調べるミステリ研の2人と十角館での7人の視点が交互に書かれています。

中村青司の事件と十角館の事件がどのように関係していくのか是非読んでほしいです。そして、ある1行を読んでひっくり返ってほしいです。新装改訂版ではページをめくるとその1行のみのページがあって鳥肌が立ちました。

 

 漫画も現在3巻まで出ていて本土側の江南が女になっていてほえぇと思いました。館シリーズは他にもたくさん出ているので時間があるときに読んでいきたいと思いました。